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Yet the earth does move

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January 17, 2005

あれから10年

土曜日の夜、ETV特集を見ていました。
作家・髙村薫さんの作風が大きく変容したのは、震災がきっかけだったのですね。
小説の中で人を殺せなくなってしまうくらい、人の人生や命の重みを強く強く感じられたのだと思いました。
「街の復興、心の復興とよく言われるけれど・・・私が復興という言葉を使うとき、それは・・・亡くなった六千四百人の犠牲者に報いること」(ちょっとうろ覚え)という言葉がとても印象的でした。
棋士の谷川さんとの対談では、谷川さんのお話が心に迫るものがあって、ちょっと涙ぐんでしまいました。

その対極にあるような、震災を体験しなかった私・・・
せめて忘れないようにしなければと思ったのでした。
記憶に埋もれさせるには、6433人の命は重すぎます。

追記になりますが、髙村さんの作品。
最近の「晴子情歌」もよかったのですが、やっぱり警察ものをもう一度読みたいなというのが本音です。
「レディ・ジョーカー」は圧倒されました。
社会への違和感や、登場人物が人間の業や矛盾の中で足掻く姿に感銘を受けました。

スリル、ミステリを味わうならば「リヴィエラを撃て」かな?
一気に読んでしまいました。

by pikari : 00:44